2024/8/18
Apple Vision Pro | RealityKit デバッガの事前準備
- アップルグラスというARグラスの開発が噂されていたAppleの新しい空間コンピューターデバイス『Apple Vision Proは何ができる?』
- アップルグラスとして噂されていたARグラスが、日本に上陸。2024年6月28日(金)に発売したAppleの新しい空間コンピューターデバイス、『Apple Vision Pro(アップル ビジョンプロ)』は、AR、VR、XR技術を搭載し、価格は税込599,800円〜です。Apple Vision Proは「何がすごいのか?」について、以下で詳しく紹介しています。https://ar-marketing.jp/apple-glass-release/
- 日本初のApple Vision Pro (アップル ビジョンプロ)アプリ開発を手掛けました
- 詳細:https://1planet.co.jp/news/Twd0qMjt
- Apple Vision Pro(アップル ビジョンプロ)やアプリ開発やAR関するご依頼・ご相談など、お気軽にお問い合わせください。
- はじめに
- Apple Vision Pro | RealityKit デバッガの 紹介
- 事前準備
- 修正作業
- ClubView.swift
- BOTanistApp.swift
- RobotView.swift
- ビルド&実行
- RealityKitデバッガ起動
- まとめ
- Apple Vision Proアプリ開発に対する弊社の取り組み
- 参考
- お問い合わせ
- Apple Vision Pro(アップル ビジョンプロ)やアプリ開発やAR関するご依頼・ご相談など、お気軽にお問い合わせください。
- https://1planet.co.jp/contact
アップルグラスというARグラスの開発が噂されていたAppleの新しい空間コンピューターデバイス『Apple Vision Proは何ができる?』
アップルグラスとして噂されていたARグラスが、日本に上陸。2024年6月28日(金)に発売したAppleの新しい空間コンピューターデバイス、『Apple Vision Pro(アップル ビジョンプロ)』は、AR、VR、XR技術を搭載し、価格は税込599,800円〜です。Apple Vision Proは「何がすごいのか?」について、以下で詳しく紹介しています。https://ar-marketing.jp/apple-glass-release/
日本初のApple Vision Pro (アップル ビジョンプロ)アプリ開発を手掛けました
第96回アカデミー賞 4部門受賞した映画『哀れなるものたち』(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社様)の世界に没入体験できるApple Vision Proのアプリの開発から渋谷PARCOでの展示サポートまで株式会社OnePlanetが手掛けました。
詳細:https://1planet.co.jp/news/Twd0qMjt
Apple Vision Pro(アップル ビジョンプロ)やアプリ開発やAR関するご依頼・ご相談など、お気軽にお問い合わせください。
はじめに
今回、RealityKitのバグを見つけるために役立つ新しいツール「RealityKitデバッガ」を実施する前の事前準備を行います。
前回の記事「Apple Vision Pro | RealityKit デバッガの 紹介」未読の方は、以下のリンクにあるページもお読み下さい。
Apple Vision Pro | RealityKit デバッガの 紹介
事前準備
以下のサンプルプロジェクト使って、RealityKit デバッガの使用方法を説明します。
https://developer.apple.com/documentation/visionos/bot-anist
修正作業
ClubView.swift
https://gist.github.com/tokufxug/adc595f1709ac85255654b27c2b3eeb5
今回、修正する対象にファイル「ClubView.swift」のコード量がかなり多いため、上のリンクのコードを新規作成してください。
BOTanistApp.swift
WindowGroup(id: "RobotClub") {
GeometryReader3D { geometry in
ClubView()
.volumeBaseplateVisibility(.visible)
.environment(appState)
.scaleEffect(geometry.size.width / initialVolumeSize.width)
}
.onAppear {
dismissWindow(id: "RobotCreation")
}
}
.windowStyle(.volumetric)
.defaultWorldScaling(.dynamic)
.defaultSize(initialVolumeSize)
次にRobotClubの新しいVolume Sceneを定義し、これをBOTanistAppに追加します。
RobotView.swift
VStack {
Button("🪩") {
openWindow(id: "RobotClub")
}
.padding()
Spacer()
}
.padding([.trailing, .top])
次に、Clubを開くためのボタンが必要です。これをRobotViewのbodyに、「Start Planting」の既存のボタンの隣に追加しました。これで、アプリをvisionOSシミュレーターでビルドして実行できます。
ビルド&実行
アプリが起動すると、Robot Viewが表示されます。ここでは右上のディスコボールをクリックします。
シーン内の既存のアセットの多くを変更しました。たとえば、プランターをテレポーターに変換しました。また、ディスコボールのような新しいEntityもゼロから生成しましたが、現在少しおかしな見た目になっています。シーンを調べて、その理由を見てみましょう。
RealityKitデバッガ起動
上記の赤枠のアイコンをクリックすると、RealityKitデバッガが起動します。
まとめ
今回は、RealityKitデバッガの機能を学ぶ前段階の準備を実施しました。次回はサンプルプロジェクトの問題を調査していきます。
Apple Vision Proアプリ開発に対する弊社の取り組み
今後もApple Vision Pro向けのアプリ開発に取り組み、より革新的で魅力的なアプリケーションの開発を続けていきます。
参考
今回、この動画を元に記事を作成しました。
お問い合わせ
Apple Vision Pro(アップル ビジョンプロ)やアプリ開発やAR関するご依頼・ご相談など、お気軽にお問い合わせください。
https://1planet.co.jp/contact
XR エンジニア
徳山 禎男
SIerとして金融や飲料系など様々な大規模プロジェクトに参画後、2020年にOnePlanetに入社。ARグラスを中心とした最先端のAR技術のR&Dや、法人顧客への技術提供を担当。過去にMagic Leap 公式アンバサダーを歴任。
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