第9回 Unity Editor と Unity PolySpatialで Apple Vision Pro の アプリ開発(Unity Polyspatialのサンプル編)  | 技術ブログ | 株式会社OnePlanet 読み込まれました

第9回 Unity Editor と Unity PolySpatialで Apple Vision Pro の アプリ開発(Unity Polyspatialのサンプル編)

はじめに

UnityがApple Vision Pro のアプリ開発用に提供しているvisionOS プロジェクトテンプレートに含まれているサンプルについて紹介します。

Apple Vision Pro について

Apple Vision Pro について、以下の記事にまとめてます。


PolySpatial サンプルについて

UnityのPolySpatial サンプルには、Bounded Volume とUnbounded Volumeのサンプルを提供しています。

Bounded Volume サンプル

Targeted Input - Balloon Gallery

インダイレクトによるピンチ操作とダイレクト(突いて)による操作で、風船を割るVolume Sceneによるミニゲームです。

Dynamic Volume Camera - Character Runner

境界のあるVolume上でVolume Cameraでランダムで配置の検証を目的に作成したミニゲームです。ランナーが移動するとBounded Volumeの境界外のオブジェクトが表示されます。

Debug UI

Debug UIは、ダイレクト(突く)、ダイレクトピンチ、インダイレクトピンチなど、さまざまな入力タイプをテストすることができます。Debug UIを使用してデータを分析することもできます。

Manipulation

Manipulationでは、ユーザーは境界のあるVolume内でColliderを持つ様々なオブジェクトを操作するためのサンプルです。

UI

UIは、Boundedアプリで使用する一般的なSpatial UIのExampleを提供します。Button、Slider 、Dropdown などが含まれてます。

Project Launcher

Project Launcherは、カルーセルスタイルのSpatial UIを使用して、Bounded Volume の サンプルシーンに移動することができます。

Unbounded Samples

Image Tracking

Image Tracking は、画像トラッキングが機能したタイミングでコンテンツが生成されるサンプルになります。

Mixed Reality

Mixed Realityは、ARKitのカスタムハンドジェスチャーを使用してコンテンツを生成します。また、現実空間の平面情報を表示するサンプルも含まれてます。


まとめ

今回はUnity Polyspatialのサンプルについて説明しました。次回はサポートしているUnityの機能とコンポーネントについて説明します。

Unity PolySpatial の 他の記事は コチラ にあります。

XR エンジニア

徳山 禎男

SIerとして金融や飲料系など様々な大規模プロジェクトに参画後、2020年にOnePlanetに入社。ARグラスを中心とした最先端のAR技術のR&Dや、法人顧客への技術提供を担当。過去にMagic Leap 公式アンバサダーを歴任。

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